ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合のMQ-9がラッカ県アイン・イーサー市の上空でロシア軍のSu-35戦闘機に対して「危険な接近」を行ったと発表(2023年8月8日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米主導の有志連合のMQ-9無人航空機(ドローン)が8日、ラッカ県アイン・イーサー市の上空でロシア軍のSu-35戦闘機に対して「危険な接近」を行ったと発表した。

MQ-9はロシア軍機に100メートル以下の距離まで接近したという。

クリット副センター長はまた、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に10件確認したと発表した。

クリット副センター長はさらに、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、F-16戦闘機3機、F-35戦闘機1機、タイフーン戦闘機1機、ラファール戦闘機1機、MQ-1C無人航空機3機、MC-12W偵察機1機による領空侵犯を16件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月8日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 8, 2023をもとに作成。

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