シリアのダンディー国連副代表は化学兵器使用にかかる国連安保理の月例会合がシリアへの嫌疑を向ける新たな機会を与えていると非難、米国が「新シリア軍」に化学兵器を供与していると指摘(2023年8月8日)

国連安保理でシリアでの化学兵器使用にかかる月例の会合が開催され、シリアのフクム・ダンディー国連副代表は、本件にかかるいかなる進捗もないなかで会合が続けられ、一部諸国がシリアへの嫌疑を向ける新たな機会を与えることにしか資していないことに疑義を呈するとともに、米国が違法に駐留するヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、「新シリア軍」などと呼ばれてきたテロ・グループを化学兵器で増強し、シリアに嫌疑を向けるための新たな偽装事件を用意していると非難した。

SANA(8月8日付)が伝えた。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

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