ロシア当事者和解調整センターはロシア軍戦闘機4機が、米国が違法に占領する55キロ地帯上空で、米軍機からレーダー攻撃を受けたと発表(2023年8月11日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、ロシア軍のSu-34戦闘機2機とS-35戦闘機2機が、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)の上空で、米軍のF-35戦闘機からの誘導システムの衝撃を感知、レーダー攻撃を受けたと発表した。

クリット副センター長はまた、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に11件確認したと発表した。

クリット副センター長はさらに、55キロ地帯で、F-16戦闘機1機、F-35戦闘機4機、タイフーン戦闘機1機、ラファール戦闘機1機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を16件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月11日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 11, 2023をもとに作成。

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