イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で、パレスチナのハマースによる「アクサーの大洪水」作戦に伴うイスラエル軍のガザ地区への攻撃激化を受けて、ガザ地区でのパレスチナ人による抵抗運動を支持するデモが行われた。
イドリブ市でのデモで、参加者らは「ガザにおける我らが民よ、あなた方の血なくして我々の血はなく、あなた方の魂なくして我々の魂はない、解放され、我々は見(まみ)えねばならない」、「砲撃はさまざまだが、犯罪者は、イスラエルであれ、その代理人、犬、その支持者であれ、一つだ」、「アラブの為政者たちよ、今日からは言い訳などできない」、「イドリブからガザへと続く傷は一つだ」などと書かれたプラカードを掲げて、連帯を訴えた。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるサッハーラ村、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のスーラーン・アアザーズ町、バーブ市、「オリーブの枝」地域内のアフリーン市でも同様のデモが行われた。
AFP, October 13, 2023、ANHA, October 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2023、‘Inab Baladi, October 13, 2023、Reuters, October 13, 2023、SANA, October 13, 2023、SOHR, October 13, 2023などをもとに作成。
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