ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗がイスラエル軍のドローンを撃墜する一方、イスラエル軍の砲撃によりUNIFILの士官が負傷(2023年10月29日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午前12時45分、イスラエル占領下のシャブアー農場(ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)のサマーカ陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時45分、マーリキーヤ陣地のイスラエル軍歩兵を攻撃し、確実な損害を与えた。

午後、バラカト・リーシャー陣地をミサイルなどで攻撃し、直接の損害を与えた。

午後、ハヤーム村(ナバディーヤ県マルジャアユーン郡)東でイスラエル軍の無人航空機(ドローン)を攻撃、ドローンはイスラエル領内に墜落した。

一方、マナール・チャンネル(10月29日付)によると、イスラーム集団の武装組織であるファジュル軍団がイスラエル北部のキリヤット・シュモナ市内および一帯にあるイスラエル軍の拠点複数ヶ所を砲撃した。

このほか、ヒズブッラーは戦闘員1人が戦死したと発表した。

 

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ナハールネット(10月29日付)などによると、イスラエル軍はナークーラ村(南部県スール郡)一帯、アイター・シャアブ村(ナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)を激しく砲撃し、これにより森林火災が発生した。



また、イスラエル軍がハウラー村(ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)に対して行った砲撃で、国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)のネパール人士官(大尉)が負傷した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前2時15分頃、レバノン領内からルース山地区方面に対して砲撃が行われ、イスラエル軍が砲弾が発射された地域に向けて応戦した。

午後10時45分頃、イスラエル軍部隊がイスラエル領内に対戦車ミサイルを発射しようとした破壊分子セルを爆撃した。

また、イスラエル領内に無人航空機(ドローン)を飛ばそうとしていた破壊分子1人をドローンを攻撃した。

ハニタ村(入植地)一帯に接近しようとした別の破壊分子を殺害した。

AFP, October 29, 2023、ANHA, October 29, 2023、‘Inab Baladi, October 29, 2023、Naharnet, October 29, 2023、Qanat al-Manar, October 29, 2023、Reuters, October 29, 2023、SANA, October 29, 2023、SOHR, October 29, 2023などをもとに作成。

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