イスラエル軍が首都ダマスカス一帯を爆撃、クナイトラ県ハドル村一帯を砲撃(2023年12月10日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、午後11時5分、イスラエル軍が占領下のゴラン高原方面から首都ダマスカス一帯の複数ヵ所を狙って爆撃を行い、シリア軍防空部隊がこれを迎撃、一部を撃破、損害は物的なものに限定されたと発表した。

SANA(12月10日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、爆撃は空対地ミサイル6発によって行われ、レバノンのヒズブッラーをはじめとする「イランの民兵」が活動・展開するサイイダ・ザイナブ町一帯やダマスカス国際空港一帯の農場2ヵ所、ハールーフ丘にあるレーダー基地1ヵ所、ナジュハー村の陣地、シリア国防隊の陣地などの軍事施設複数ヵ所が狙われ、10人が負傷、うち4人がその後死亡した。

死亡したのは、レバノンのヒズブッラーのメンバー2人と、ヒズブッラーが運営する農場の守衛のシリア人民兵2人。

また負傷者はヒズブッラーのメンバー3人と住民3人。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が占領下のゴラン高原からシリア政府の支配下にあるハドル村一帯を砲撃した。

AFP, December 10, 2023、ANHA, December 10, 2023、‘Inab Baladi, December 10, 2023、Reuters, December 10, 2023、SANA, December 10, 2023、SOHR, December 10, 2023、December 11, 2023などをもとに作成。

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