トルコ軍はシリア北部に対する今年初のドローンでの爆撃を実施、シリア民主軍の中隊を狙う(2024年1月6日)

アレッポ県では、ANHA(1月6日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村の灌木地帯を砲撃し、住民1人が負傷した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまたマイヤーサ村一帯のシリア軍の陣地複数ヵ所を砲撃、シリア軍兵士9人が負傷した。

ANHAによると、トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、マンビジュ市北のアウン・ダーダート村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(1月6日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。

トルコ軍はまた、カーミシュリー市西のカルスール村を無人航空機(ドローン)1機で爆撃した。

シリア人権監視団によると、ドローンが狙ったのは人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属する中隊。

AFP, January 6, 2024、ANHA, January 6, 2024、‘Inab Baladi, January 6, 2024、Reuters, January 6, 2024、SANA, January 6, 2024、SOHR, January 6, 2024などをもとに作成。

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