ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を2件、55キロ地帯への侵犯を5件確認したと発表(2024年1月8日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に2件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-16戦闘機1機、A-10サンダーボルト攻撃機1機、MQ-1C無人航空機1機による領空侵犯を5件確認したと発表した。

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一方、クリット副センター長は、シリア北西部に設置されている緊張緩和地帯で、テロ組織によるシリア軍の陣地への攻撃が11件(アレッポ県3件、イドリブ県5件、ラタキア県3件)確認され、アレッポ県バスラトゥーン村一帯へのテロ組織によるシリア軍陣地への攻撃でシリア軍兵士1人が死亡、1人が負傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(12月8日付)が伝えた。

RIA Novosti, January 8, 2024をもとに作成。