ANHA(1月15日付)によると、トルコ軍は前日に続いてシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるハサカ県、アレッポ県各所を無人航空機(ドローン)などで激しく攻撃した。
トルコ軍の標的となった市町村、施設は以下の通り。
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ハサカ県
ダルバースィーヤ市西のウタイシャーン村にあるダルーファーン結婚式場、ウンム・カイフ村の穀物サイロが砲撃を受ける。
ダルバースィーヤ市の変電所がドローンの爆撃を受け、従業員1人が負傷
カーミシュリー市北部環状地帯にある変電所を前日に続いて砲撃を受ける。
カーミシュリー市の変電所はドローンによる攻撃を再び受ける。
カーミシュリー市の工業地区にある建物、中心街にある住居、市東部の住居が砲撃を受ける
カーミシュリー市内にある内務治安部隊(アサーイシュ)の拠点が2度にわたって砲撃を受ける。
ルマイラーン町の油田メンテナンス用倉庫、発電所をドローンが爆撃を受ける。
アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のタッル・ワルド村、ルバイアート村、ムハルマラ村、ダーダー・アブダール村、ブービー村、タッル・ハルマル村、アサディーヤ村が砲撃を受ける。
カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市にある石油精製施設、変電所、同市南の油田地帯が3度にわたってドローン複数機などの攻撃を受ける。
マーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のシャラクー村近くにあるアサーイシュの検問所、カルバーラート村、スワイディーヤ・ガス工場が砲撃を受ける。
SANA(1月15日付)によると、爆撃でスワイディーヤ発電所が利用不能となった。
アレッポ県
アイン・アラブ(コバネ)市西の上シャイフラル村、ズール・マガール村、アフマド・ムニール農場が砲撃を受ける。
これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村一帯でトルコ軍のドローン1機を撃墜した。
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ANHA(1月16日付)によると、13日から15日までの3日間に80ヵ所がトルコ軍の爆撃・砲撃を受けた。
また、シリア人権監視団によると、トルコ軍は3日間で19の重要施設に対して53回の爆撃を実施し、インフラを破壊した。
AFP, January 15, 2024、ANHA, January 15, 2024、January 16, 2024、‘Inab Baladi, January 15, 2024、Reuters, January 15, 2024、SANA, January 15, 2024、SOHR, January 15, 2024、January 16, 2024などをもとに作成。
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