外務在外居住者省は声明を出し、1月18日のスワイダー県ウルマーン村に対する爆撃など、麻薬密輸業者の撲滅を理由に昨年から繰り返されているヨルダン軍によるシリア南部への爆撃について、子供や女性を含む民間人が犠牲になったとしたうえで、強い遺憾の意を示すとともに、こうした行為は正当化されるものではないと非難、両国の姉妹関係修復継続の動きに緊張と悪影響を及ぼす行為は慎むべきだと表明した。
SANA(1月23日付)が伝えた。
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これに対して、ヨルダン外務省も声明を出し、ヨルダン政府がシリア政府にこれまでに合同委員会会合で密輸業者の氏名やその背後にいる勢力、麻薬製造場所などの情報を提供したにもかかわらず、何らの真摯な対応が行われなかったと反論、シリアからの麻薬や武器の密輸がヨルダンの安全保障に脅威を与えていると非難した。
ヨルダン国営のペトラ通信(1月23日付)が伝えた。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と反体制派の和解を仲介する中央委員会がダーイル市で麻薬密売グループと交戦、1人を殺害、3人を拘束するとともに、所持していた大量の麻薬を押収した。
AFP, January 23, 2024、ANHA, January 23, 2024、‘Inab Baladi, January 23, 2024、Jordan News Agency (Petra), January 23, 2024、Reuters, January 23, 2024、SANA, January 23, 2024、SOHR, January 23, 2024などをもとに作成。
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