ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部をブルカーン重ロケット砲、ファラク1ミサイルなどで攻撃する一方、戦闘員3人が死亡したと発表(2024年1月28日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、1月28日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後2時00分、フニン兵舎(ラーミーム陣地)とその周辺に集結するイスラエル軍部隊をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時30分、同じくフニン兵舎(ラーミーム陣地)をブルカーン重ロケット砲1発で砲撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午前12時33分、リーシャー池陣地の東に集結するイスラエル軍部隊をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時50分、タッル・シャアル陣地に集結するイスラエル軍部隊をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

午後10時30分、ヒルバト・マーイル基地をファラク1ミサイル1発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後11時00分、ラーヒブ陣地をブルカーン重ロケット砲複数発で砲撃し、直接の損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が戦死したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前12時50分、ジェット戦闘機複数機が先ほど、ズィブキーン村とハウラー村にあるヒズブッラーの陣地2ヵ所を攻撃、砲兵部隊が脅威を排除するためのレバノン南部の複数ヵ所を砲撃。

午後7時37分、ゴラン高原のカツリン入植一帯に向かって飛来した2つの飛翔体を迎撃、負傷者はなかった。レバノン領内から終日、ザーリット入植地、マルガリオット入植地に多数の砲撃があった。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、マルワヒーン村、ダーイラ村、アイター・シャアブ村などにあるヒズブッラーの軍事複合施設、監視ポスト、陣地を攻撃。イスラエル軍は本日早朝、ヒズブッラーの作戦司令室とテロ・インフラなどを戦車などで砲撃。
マルワーヒーン×

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Qanat al-Manar, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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