ヨルダンのムバイディーン内閣報道官兼通信大臣は米軍兵士3人が死亡したドローン攻撃がヨルダン領内でなく、米国が違法に駐留するヒムス県のタンフ国境通行所の基地に対して行われたと述べる(2024年1月28日)

ヨルダンのマムラカ・テレビ(1月28日付)などによると、ヨルダンのムハンナド・ムバイディーン内閣報道官兼通信大臣は、米軍兵士3人が死亡した国境地帯での無人航空機(ドローン)による攻撃を「テロ攻撃」だと非難、米国に対して、犠牲者への哀悼の意を示した。

ムバイディーン報道官は、この攻撃によるヨルダン軍の死傷者はなかったとしたうえで、シリア国境地帯でのテロと麻薬・武器密輸の脅威に引き続き対応すると表明する一方、攻撃がヨルダン領内の米軍基地ではなく、シリアのタンフ国境通行所の基地に対して行われたと述べた。

AFP, January 28, 2024、ANHA, January 28, 2024、‘Inab Baladi, January 28, 2024、Almamlaka TV, January 28, 2024、Reuters, January 28, 2024、SANA, January 28, 2024、SOHR, January 28, 2024などをもとに作成。

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