外務在外居住者省はパレスチナを国連の正式な加盟国とするよう勧告する国連安保理決議案に米国が拒否権を発動したことを非難(2024年4月19日)

国連安保理では、4月18日(東部時間)にパレスチナを国連の正式な加盟国とするよう勧告する決議案が採決にかけられ、日本を含む理事国15カ国が賛成したが、米国が拒否権を発動、英国とスイスが棄権し、廃案に追い込まれた。

これに関して、シリアの外務在外居住者省は声明を出し、安保理がパレスチナ人民の正当な権利を支援するために歴史的な責任を果たすことを米国が阻止したうえで、パレスチナ独立国家を樹立を阻止する行為が、中東の安全と安定を阻害することにしかつながらないとして、米国を非難した。

SANA(4月19日付)が伝えた。


AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024などをもとに作成。

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