シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とアレッポ県の各所でジャウラーニー打倒を求めるデモ、シャーム解放機構はサルマダー市とアリーハー市でデモ参加者に暴行(2024年4月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、カフルタハーリーム町、ビンニシュ市、ハザーヌー町、ダイル・ハッサーン村一帯の国内避難民(IDPs)キャンプ、ジスル・シュグール市、ハザーヌー町、アティマ村、ハルブヌーシュ村、カフルルーマー村、アリーハー市、アルマナーズ市、サルマダー市、タフタナーズ市で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。

参加者は、「我々は、誘惑によっても、脅迫によっても、目標から後退しない」、「改革はジャウラーニー退任から始まる」、「倒れて欲しいというのは、倒れてほしいということだ」などといったスローガンが書かれたプラカードを掲げるなどして、抗議の意志を示した。











イナブ・バラディー(4月19日付)、「シリア革命の咆哮者たち」によると、サルマダー市で、アブー・アブドゥルハーディー・ハラビー氏らデモ参加者が暴行を受け、一部が逮捕された。


また、アリーハー市ではデモ参加者の車のガラスが割られた。

サルマダー市でのハラビー氏に対する暴行について、シャーム解放機構が自治(行政)を委託しているシリア救国内閣の内務省はテレグラムのアカウント(https://t.me/moi_syria/4217)を通じて声明を出し、デモ参加者と民間人の喧嘩によって1人が負傷したと主張した。

 

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アレッポ県でも、アビーン・サムアーン町、アターリブ市、ダーラト・イッザ市でも同様のデモが発生した。



AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024などをもとに作成。

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