シリア人権監視団:トルコ国内の軍事基地からシリア人「傭兵」を乗せた輸送機1機がニジェールに向けて離陸(2024年4月20日)

シリア人権監視団は、トルコ国内の軍事基地からシリア人「傭兵」を乗せた輸送機1機がニジェールに向けて離陸したと発表した。

輸送機で輸送された「傭兵」は、シリア国民軍に所属するスルターン・スライマーン・シャー師団、ハムザ師団、スルターン・ムラード師団の戦闘員約300人。

リビアとアルジェリアでの作戦を指揮していたシリア軍の離反士官が司令官を務め、戦闘員は6ヵ月契約で、トルコ当局に雇われて、月1500米ドルの報酬を受け取って、ニジェールでの任務にあたるという。

戦闘員は2023年からスルターン・ムラード師団によって始められており、第1陣が2023年12月29日にニジェール入りしていた。

ニジェールへはシリア人「傭兵」3500人の派遣が見込まれている。

AFP, April 21, 2024、ANHA, April 21, 2024、‘Inab Baladi, April 21, 2024、Reuters, April 21, 2024、SANA, April 21, 2024、SOHR, April 21, 2024などをもとに作成。

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