イスラエル軍はレバノン南部に対する攻撃でヒズブッラーの重要人物2人を殺害、レバノン・イスラーム抵抗は報復としてアッカ市北のイスラエル軍司令部をドローンで攻撃(2024年4月23日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月23日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後2時35分、アースィー陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時10分、占領下シャブアー農場のレーダー・サイトをミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時10分、ハーニーン村での攻撃で民間人多数が死傷した虐殺への報復の一環として、マルガリオット入植地、フニン村をカチューシャ砲数十発で攻撃。

午後4時15分、ラーミーム陣地一帯の灌木地帯に集結するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

午後4時20分、占領下カフルシューバー丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地をミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

午後8時00分、イスラエル軍が展開するマナラ入植地内の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午後1時40分、アドルーン村に対するイスラエル軍の攻撃およびムジャーヒディーン1名の暗殺への報復として、アッカ市北のゴラニ旅団司令部と「シャラーガー兵舎」の大621エゴズ部隊司令部を自爆型無人航空機(ドローン)複数機で攻撃。

午後4時20分、カランティーナー丘に集結するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前8時26分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が夜間、ヤールーン村地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所とテロ・インフラを攻撃。イスラエル軍は先ほど、同地の脅威を排除するための攻撃を実施。

午前12時43分、イスラエル軍航空機が、レバノン南部でヒズブッラーの防空部隊の重要人物の1人フサイン・アズクールを攻撃し、殺害。また、アルズーン村地域でラドワーン部隊の重要人物の1人サージド・サルファンドを殺害。

午後1時39分、レバノンからイスラエル北部に敵機が侵入、イスラエル軍が多連装ミサイルでナハリヤ市沿岸で不振な飛翔体を撃破することに成功。

午後2時12分、イスラエル軍が北部沿岸で腐心な飛翔体2つを多連装ミサイルで撃破。

午後4時56分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、アイター・シャアブ村、ブライダー村地域でヒズブッラーの軍事施設2ヵ所を攻撃。ジェット戦闘機はまた、マルカバ―村地域にある軍事施設複数ヵ所を攻撃。

AFP, April 23, 2024、ANHA, April 23, 2024、‘Inab Baladi, April 23, 2024、Qanat al-Manar, April 23, 2024、Reuters, April 23, 2024、SANA, April 23, 2024、SOHR, April 23, 2024などをもとに作成。

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