ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗がドブ山地域を対戦車ミサイルで攻撃、イスラエルの民間人1人が死亡(2024年4月26日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月26日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後6時20分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のラムサー陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

(時間不明)、イスラエル軍による卑劣な暗殺などへの報復として、ハブシート陣地、マアリヤ・ゴラニ兵舎の第810ヘルモン旅団司令部をカチューシャ砲数十発で攻撃。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前1時33分、対戦車ミサイル2発がレバノンからドブ山地域に発射されたことを確認。イスラエル軍がミサイル発射地を大砲、戦車で攻撃。イスラエル軍はまた、シャブアー農場地域にあるロケット弾発射地を戦車で攻撃。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、カフルシューバー丘陵地域、マルカバ村地域のヒズブッラーのテロ・インフラ、軍事施設を攻撃。

午前9時14分、複数の対戦車ミサイルが夜間にドブ山地域に発射され、イスラエル民間人1人が負傷し、その後死亡。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が夜間、シャブアー農場地域でヒズブッラーの武器貯蔵施設などのテロ標的複数ヵ所を攻撃、また同地に発砲し、脅威を排除。ジェット戦闘機複数機はさらに、カフルシューバー丘陵地域、アイン・ティーナ村地域のヒズブッラーの作戦インフラ、軍事複合施設を攻撃。

午後4時55分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほどティールハルファー村、アイター・シャアブ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設複数ヵ所を攻撃。イスラエル軍戦車もヤーリーン村、ダヒーラ村地域を砲撃し、脅威を排除。

午後8時1分、イスラエル軍航空機が先ほどマイドゥーン村を攻撃し、イスラーム集団のムスアブ・ハラフを殺害した。

AFP, April 26, 2024、ANHA, April 26, 2024、‘Inab Baladi, April 26, 2024、Qanat al-Manar, April 26, 2024、Reuters, April 26, 2024、SANA, April 26, 2024、SOHR, April 26, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.