シリア人権監視団は、7月3日にシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とトルコを繋ぐバーブ・ハワー国境通行所が再開されて以降、トルコ当局はシリア難民350人を強制送還したと発表した。
また、同監視団によると、トルコ国内での人種差別的な暴力を逃れようと、シリア難民数十人が連日、バーブ・ハワー国境通行所からバスでシリアに帰国するために待機しているという。
なお、同監視団によると、2024年に入って、トルコからバーブ・ハワー国境通行所を通じて強制送還されたシリア難民は994人に達する。
月別の内訳は以下の通り。
1月:117人
2月:300人
3月50人
4月:177人
5月:350人
AFP, July 8, 2024、ANHA, July 8, 2024、‘Inab Baladi, July 8, 2024、Reuters, July 8, 2024、SANA, July 8, 2024、SOHR, July 8, 2024などをもとに作成。
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