ハサカ県では、ANHA(7月11日付)によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるハサカ市の治安厳戒地区(シリア政府支配下)内で何者かが仕掛けた爆弾物が爆発し、3人が負傷した。
爆発物は、ルウルウ医療センター前の通りに置かれており、ロシア軍パトロール部隊の通過に併せて爆発し、ロシア軍兵士が負傷、車輛が損害を受けた。
シリア人権監視団によると、負傷したロシア兵は1人。
これを受け、ロシア軍の車列が、事件を調査するためにハサカ市内の駐留地からカーミシュリー市に向かった。
AFP, July 11, 2024、ANHA, July 11, 2024、‘Inab Baladi, July 11, 2024、Reuters, July 11, 2024、SANA, July 11, 2024、SOHR, July 11, 2024などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.