アサド大統領はグランディ国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)弁務官と会談し、レバノンからの避難民の対応について協議(2024年10月8日)

アサド大統領は、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンからシリアに避難を続けるレバノン人とシリア人の状況を視察するためにシリアを訪問しているフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)弁務官と会談した。


会談のなかで、アサド大統領は、UNHCRをはじめとする国際機関と協力して、レバノンで悪化する人道危機に対処する用意があることを確認した。

これに対して、グランディ弁務官は、レバノンからの避難を容易にするために国境通行所で講じられている措置、国際機関との協力姿勢を称賛した。

グランディ弁務官はまた、バッサーム・サッバーグ外務在外居住者大臣とも個別に会談し、シリアとUNHCRの協力関係強化の方途などについて協議した。


SANA(10月8日付)が伝えた。

AFP, October 8, 2024、ANHA, October 8, 2024、‘Inab Baladi, October 8, 2024、Reuters, October 8, 2024、SANA, October 8, 2024、SOHR, October 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.