ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるマヤーディーン市に、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーだったサイード・フサイン・グナーシュが数日前に帰郷した。
グナーシュは、シャームの民のヌスラ戦線が活動を開始した当初のメンバーで、その後、アブー・フィダー・トゥーニスィーとともに離反、2014年にマヤーディーン市を掌握したダーイシュに加わり、同組織のハイル州の教育庁長官となった。
2018年にシリア民主軍によってハサカ県で逮捕され、2021年に釈放され、ハサカ県のトゥワイナ村に居住していた。
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