
シリア・ムスリム同胞団のアーミル・ブー・サラーマ最高監督者は、ジャズィーラ・チャンネルのインタビューに応じ、そのなかでアフマド・ムワッファク・ザイダーン大統領報道顧問が提案した同胞団解散の呼びかけについて、「これはあくまで個人的見解であり、シリア政府の公式立場ではない」と述べたうえで、「解散は国家の利益にもシリアの利益にもならない」と結論づけ、「同胞団はこれまでもこれからもシリアの一部であり、移行期を支える力である」と強調した。
ブー・サラーマ最高監督者は、「いかなるシリア政府高官からも接触はなく、公式な圧力もない。これらの話はメディア上の意見や個人的な見解に過ぎない」と語った。
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