ロイター通信は、事情に詳しい5人の情報筋の話として、シリアを担当する米国の上級外交官数名がここ数日で突然職を解かれたと伝えた。
解任された外交官はいずれもトルコのイスタンブールを拠点とし、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使に直属する事実上の米国代表部である「シリア地域プラットフォーム」(SRP)に所属していた。
ある西側外交官によると、外交官解任の一因として、シリア民主軍とアフマド・シャルア移行期政権の統合をめぐる見解の相違があったとの見方を示した。
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