シリア刑務所博物館は、フェイスブックを通じて声明を出し、同博物館の創設ディレクターであり、ジャーナリストで人権活動家のアーミル・マタル氏がジュダイダト・ヤーブース国境通行所で治安当局に逮捕されたことを明らかにした。
声明によると、逮捕は、ダマスカス国立博物館内に同博物館が開設されてからわずか数日後に行われたもので、言論の自由と犠牲者の記憶を直接的に標的とするものと受け止められるという。
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SANAが25日未明に伝えたところによると、内務省のヌールッディーン・バーバー報道官はマタル氏の逮捕について、同氏が治安当局に関する公式文書を不正な手段で入手し、私的な目的で使用しようとしたとの情報に基づくものであると発表した。
その後、SANAによると、バーバー報道官は25日、シリア刑務所博物館創設ディレクターであり、ジャーナリストで人権活動家のアーミル・マタル氏について、聴取を完了し、結果を検察に報告したうえで、本日保釈すると発表した。
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