シリア人権監視団は、独自筋から得た情報として、アサド前大統領が一昨日(9月29日)の朝、ロシア首都モスクワ郊外の病院を退院、現在は健康状態が安定していると発表した。
同筋によれば、治療期間中にアサド前大統領との面会を許されたのは弟のマーヒル・アサド元准将とのマンスール・アッザーム大統領府元秘書局長だけだったという。
また、同筋は、アサド前大統領が毒物によると見られる症状を発症し、犯行主体についてはロシア政府や治安機関はいまだ特定されていないと付言した。
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