サイイダ・ザイナブ町近郊でベドウィンの若者らがシーア派宗教指導者を中傷し、「シリアは自由だ、シーア派は出て行け」「お前らを屠殺しに来た」などと連呼(2025年10月11日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サイイダ・ザイナブ町近郊のバフダリーヤ村、ザイナビーヤ村で深夜1時頃、ベドウィンの若者らがシーア派宗教指導者を中傷し、「シリアは自由だ、シーア派は出て行け」「お前らを屠殺しに来た」などと連呼、内務治安部隊が強制排除した。

また、シリア人権監視団によると、サイダ・ザイナブ町近郊のズィヤービーヤ村で、18歳の青年が鋭利な刃物で刺されて死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市でミクロバスの運転手が正体不明の武装グループの銃撃を受け、死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市郊外で、内務治安部隊の隊員が正体不明の武装者グループの襲撃受け、死亡した。

また、シリア人権監視団によると、サルマダー市で、シリア軍所属の教官が、正体不明の武装グループの銃撃を受けて死亡した。

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ヒムス県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊がクサイル郡で国外(レバノン)に密輸されようとしていたコルネット対戦車ミサイルを押収した。

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