ラタキア県で武装グループによって誘拐されていた13歳の少年が解放される(2025年11月1日)


ラタキア県では、シリア人権監視団イナブ・バラディーなどによると、10月6日朝にラタキア市第10計画地区でジャマール・ダウード学校の前で4人組の武装グループによって誘拐されていた13歳の少年(ムハンマド・カイス・ハイダルくん)が解放された。

身代金の金額は明らかにされておらず、内務省などは本件について何らの発表も行っていない。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、少年の家族に祝意を表した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ実質支配が続く「ユーフラテスの盾」地域内のアアザーズ市で、同市の治安責任者とバーブ市の治安責任者との間で激しく口論、後者が前者の粛清を示唆すると、前者は報復としてバーブ市治安要員に対する強制捜索を示唆、軍事的緊張と治安警戒態勢が高まった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、教師らが県教育局前で抗議デモを行い、生活および経済状況の改善を訴えた。

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