米国の首都ワシントンDCに到着したシャルア暫定大統領は在米シリア人の複数の団体の代表、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事と会談(2025年11月9日)


大統領府(フェイスブック)によると、9日に米国の首都ワシントンDCに到着したアフマド・シャルア暫定大統領は、在米シリア人の複数の団体の代表らと会談を行った。

会談には、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣も同席した。

シャルア暫定大統領は、彼らのシリア情勢に関する意識向上への貢献および米国社会におけるシリアの積極的な存在感の強化を称賛した。

イフバーリーヤ・チャンネルによると、シャルア暫定大統領は会談のなかで、「シリアに対する制裁は最終段階にある」と述べ、完全撤廃に向けた努力の継続を呼びかけた。

イフバーリーヤ・チャンネルによると、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣も「2026年はシリアの発展の年となる」と述べた。

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大統領府(フェイスブック)によると、シャルア暫定大統領はワシントンの国際通貨基金(IMF)本部でクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事と会談し、シリアとIMFの協力の可能性、国内の開発と経済成長を促進する方策について意見交換を交わした。

会談には、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣が同席した。

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