イスラエル軍がクナイトラ県への侵入を繰り返す一方、UNDOFは旧シリア軍の拠点に国連旗を掲揚(2025年11月12日)


クナイトラ県では、SANAによると、イスラエル軍部隊がアブー・ガーラ村とスーイサ町を結ぶ道路に侵入し、検問所を設置して通行人の通行を禁止した。

シリア人権監視団によると、複数の軍事車輛からなるイスラエル軍部隊がスワイサ村西からシリア領内へ侵入、ラスム・カター村で軍事検問所を設置して住民の通行を禁止した。

シリア人権監視団によると、3台の戦車と複数の軍用車輛からなるイスラエル軍がアイン・ザイワーン村に侵入、その後撤退したほか、ラフィード町にも侵入した。

シリア人権監視団によると、西アフマル丘で警報が出され、これと前後してイスラエル軍の戦闘機が上空に飛来した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍が占領下のゴラン高原から県中部に向けて砲撃、東アフマル丘に砲弾が着弾した。

一方、シリア人権監視団によると、国連の兵力引き離し監視軍(UNDOF)は、クードナ村近郊にある旧シリア軍の軍事拠点に国連旗を掲揚した。

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