シリア民主軍は、フェイスブックによると、過去1ヵ月間に米主導の有志連合が20件を超える治安・軍事作戦で直接支援を提供し、ダーイシュ(イスラーム国)の撲滅に向けて支援してくれていると発表、謝意を表明した。
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シリア民主軍は、フェイスブックを通じて声明を出し、シリア民主評議会、北・東シリア地域民主自治局の代表と三者会合を開催したと発表した。
声明によると、会合には、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官、司令部メンバーのルーフラート・アフリーン氏、シリア民主評議会、北・東シリア地域民主自治局の代表者が出席、3月10日合意の実施を前進させるための仕組みについて中心的に議論が行われ、合意形成の道を模索し続け、アフマド・シャルア移行期政権に対して国民的対話を選択するよう促すことで一致した。
また、ワシントンDCでのドナルド・トランプ大統領とシャルア暫定大統領の会談の結果に歓迎の意を示し、制裁停止および外交調整チャンネルの開設が、すべてのシリア人が参加したかたちでの包括的政治解決を後押しする前向きな転換となると評価した。
加えて、シリアの有志連合への加盟を高く評価した。

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