SANAがシリア国防省の広報通信局の話として伝えたところによると、シリア国防省とロシア国防省の合同代表団が、シリア南部の複数の拠点および軍事地点を現地視察した。
視察は、両国の間で進行中の協力の枠組みのもとで、現地の状況を確認することを目的としたもの。
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シリア人権監視団によると、視察が行われたのは、クナイトラ県南部のサフラー兵舎(前政権時代にロシア軍が拠点として使用)、アフマル丘一帯など。
イナブ・バラディーが18日に伝えたところによると、約30台の車輛からなるロシア軍とシリア軍の代表団は、イスラエル軍が連日侵入を繰り返すビイル・アジャム村、ブライカ村、ルワイヒーナ村、ウンム・アザーム村、カフターニーヤ村、アラム(旗)交差点、ハミーディーヤ村を通過、前政権期にロシア軍憲兵隊が駐留していたナースィリーヤ村、ハイラーン村に停車した。
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