米中央軍(CENTCOM)は11月24~27日の間にダマスカス郊外県に点在するダーイシュの武器貯蔵施設15ヵ所以上を発見し、爆撃および地上での爆破を通じてこれれを破壊したと発表(2025年11月30日)

米中央軍(CENTCOM)は、公式サイトを通じて声明(第20251130-01号)を発表し、CENTCOMとアフマド・シャルア移行期政権の内務省部隊が、11月24~27日の間にダマスカス郊外県に点在するダーイシュ(イスラーム国)の武器貯蔵施設15ヵ所以上を発見し、爆撃および地上での爆破を通じてこれれを破壊したと発表した。

この今回の合同作戦により、迫撃砲・ロケット弾130発以上、小銃、機関銃、対戦車地雷、即席爆発装置(IED)製造用資材が破壊された。また、違法薬物も発見された。

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シリア人権監視団によると、ダーイシュも過去2日間でヒムス県のマズラア村で、シーア派民兵に属していたとされる男性を機関銃で殺害、また、ハマー市で旧体制とつながりがある候補者(人民議会選挙立候補者)を殺害、治安要員1人を負傷させたと発表した。

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