国連総会は占領下のゴラン高原からのイスラエル撤退を求める決議を採択:米国、イスラエルは反対(2025年12月3日)

CNNアラビア語版によると、国連総会は3日(米東部時間2日)、占領下のゴラン高原からのイスラエル撤退を求める決議を賛成123票、反対7票、棄権41票で採択した。

反対票を投じたのは、米国、イスラエル、ミクロネシア連邦、パラオ、パプアニューギニア、パラグアイ、トンガ。

イスラエルのダニー・ダノン国連大使は、この採決を非難、総会が現実から乖離していると批判、占領下のシリア領土について、「我が国にとっての生命線となる防衛ラインだ」と主張した。

一方、外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて、国連総会での決議採択に謝意を示した。

(C)青山弘之 All rights reserved.