国防省は、フェイスブックを通じて以下の声明を発表した。
シリア国家とシリア民主軍との間で新たな合意が成立したことを受け、本日2026年1月20日(火)20時00分より、シリア軍の全作戦区域において停戦を実施することを発表する。本決定は、その日付から4日間有効であり、シリア国家とシリア民主軍との間で公表された合意事項を遵守し、進行中の国家的努力を成功させることを目的とする。国防省は、あらゆる構成要素からなるシリア国民の盾であり続けることを改めて確認し、真正なるシリア社会の安全、安定、存続を守るため、この使命において一切の努力を惜しまないことを強調する。
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国防省はまた、フェイスブックを通じて、ハサン・アブドゥルガニー報道官(准将)によるビデオ声明を発表した。
声明のなかで、アブドゥルガニー報道官は、クルド人はシリア国民の不可欠な一部であると強調、彼らの声明と財産を保全し、必要なすべてを確保することを誓うと表明した。
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SANAによると、大統領府は声明を発表し、シリア民主軍との間で、ハサカ県の将来に関わる複数の課題について、共通理解に到達したことを確認したと発表、実務的な地域統合の仕組みに関する詳細な計画を策定するため、シリア民主軍に4日間の協議期間を与えることで合意したことを明らかにした。
声明によると、合意が成立した場合、シリア軍はハサカ市およびカーミシュリー市の中心部には進入せず、周辺部に留まることとし、その後、カーミシュリー市を含むハサカ県の平和的統合に向けた日程および詳細について協議が行われる。
また、シリア軍はクルド人の村落には立ち入らず、合意に基づき、当該地域出身者からなる地元治安部隊を除き、いかなる武装勢力もこれらの村に駐留しないことが確認された。
さらに、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官が、国防副大臣職の候補者をシリア民主軍から提示するほか、ハサカ県知事職の候補者、人民議会への代表者名簿、ならびに国家機関での雇用対象者の名簿を提案することが示された。
加えて、両者は、シリア民主軍のすべての軍事・治安部隊を国防省および内務省に統合することで合意し、その詳細な統合手続きについては引き続き協議を行うこと、ならびに民政機関をシリア政府の機構内に統合することでも一致した。
さらに、クルド人の言語的・文化的権利および市民権に関する大統領令第13号を実施することについても確認、一連の合意内容がは、午後8時に発効することを明らかにした。
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これに対して、シリア民主軍もフェイスブックを通じて以下の声明を発表した。
我々は、ダマスカス政府との間で合意された停戦を、我が部隊が全面的に遵守することを表明する。また、将来において我が部隊が攻撃を受けない限り、いかなる軍事行動も先んじて行わないことを確認する。さらに我々は、政治的プロセス、交渉による解決、対話に対して開かれた姿勢を有していることを強調するとともに、緊張緩和と安定に資する形で、1月18日合意の実施を前進させる用意があることを表明する。
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