国連安保理で英仏独、ベルギー、ポーランドがトルコによるシリア北東部への侵攻(「平和の泉」作戦)を批判、攻撃停止を求める(2019年10月10日)

国連安保理で、トルコによるシリア北東部への侵攻(「平和の泉」作戦)への対応を協議するための非公開会合が開かれた。

会合では、理事会内の欧州5カ国、すなわちフランス、ドイツ、ベルギー、英国、ポーランドが声明を通じて、侵攻に懸念を表明するとともに、トルコに対してシリアへの攻撃を停止するよう求めた。

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また、中国外交部の華春瑩報道官、エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣、イラク外務省、イラクのバルハム・サーリフ大統領、キプロス外務省、欧州委員会、フィンランドのアンティ・リンネ首相、イタリア外務省、ベルギーのディディエ・レンデルス外務大臣、チェコのトマーシュ・ペトシーチェク外務大臣、アルメニアのニコラ・パシニヤン首相、ベラルーシ外務省、フェデリーカ・モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表もトルコによるシリア北東部への侵攻を相次いで批判した。

AFP, October 10, 2019、ANHA, October 10, 2019、AP, October 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 10, 2019、Reuters, October 10, 2019、SANA, October 10, 2019、SOHR, October 10, 2019、UPI, October 10, 2019などをもとに作成。

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