YPG主体のシリア民主軍のバーリー報道官「政治的関係が正常化した後にシリア軍に加わる用意がある」(2019年10月24日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のムスタファー・バーリー報道官は「シリア民主軍は政治的関係が正常化した後にアサドの軍(シリア軍)に加わる用意がある」と述べた。

バーリー報道官は「シリア国民とそれを構成するすべての集団が互いに和解し合うことができる政治的解決への必要が存在すると信じている。その後に、シリア民主軍はすべての決定に対応する用意がある。それは、シリア軍、第5旅団などどのような名前がつけられていても構わない…、ロシアはシリア危機を解決するためにあらゆる影響力を行使せねばならない。和解のために政治解決する必要がある」と付言した。

リア・ノーヴォスチ(10月24日付)が伝えた。

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、記者会見を開き、22日のロシアのヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の合意に基づき、トルコが「平和の泉」作戦の終了を宣言(23日)したことに関して、「シリア民主軍とトルコの間にはいかなる合意はない」としたうえで、「トルコ政府の支援を受けた諸派は攻撃を続けている」と非難した。

アブディー総司令官はまた「米国の制裁はトルコに停戦を強いるうえで重要な役割を果たしていた…。(シリア北東部での停戦の)保障国は、シリア北東部へのトルコの攻撃を停止させるための責任をはたす」べきだと求めた。

AFP, October 24, 2019、ANHA, October 24, 2019、AP, October 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 24, 2019、Reuters, October 24, 2019、RIA Novosti, October 24, 2019、SANA, October 24, 2019、SOHR, October 24, 2019、UPI, October 24, 2019などをもとに作成。

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