北・東シリア自治局支配下のダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸でシリア政府との交渉に反対するデモ(2019年10月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸のシュハイル村、アブー・ハマーム市、アズバ村で金曜日の集団礼拝後に抗議デモが行われ、シリア政府との交渉反対、ダイル・ザウル県からのシリア軍撤退、イランの勢力拡大阻止が訴えられた。

ドゥラル・シャーミーヤ(10月27日付)によると、デモは「アサドとイランはテロ枢軸」と銘打たれ、住民数百人が参加した。

一方、ユーフラテス川東岸のブサイラ市近郊のアブリーハ村で、オートバイに乗った武装集団が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所に向けて発砲した。

AFP, October 25, 2019、ANHA, October 25, 2019、AP, October 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 25, 2019、Reuters, October 25, 2019、SANA, October 25, 2019、SOHR, October 25, 2019、UPI, October 25, 2019などをもとに作成。

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