ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月31日付)を公開し、10月30日に難民864人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは185人(うち女性55人、子供95人)、ヨルダンから帰国したのは679人(うち女性204人、子供346人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は452,320人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者144,477人(うち女性43,725人、子ども73,982人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者307,843人(うち女性92,392人、子ども156,989人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,657,484人(うち女性1,997,245人、子供3,395,317人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 681,600人(うち女性204,775人、子供347,893人)となった。
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一方、国内避難民1人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは1人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
グラーブ山通行所を経由して帰還した1人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は36,292人(うち女性11,218人、子供16,491人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,304,900人(うち女性393,777人、子供660,257人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, October 31, 2019をもとに作成。
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