米軍部隊がシリア軍の検問所前を悠然と通過してアレッポ県スィッリーン町の基地から撤退(2019年10月31日)

シリア人権監視団によると、アレッポ県スィッリーン町の基地に駐留していた米軍部隊が、車輌150輌からなる車列を編成し、ラッカ県のアイン・イーサー市を経由して、ハサカ県、そしてイラクに向かった。

SNSなどでは、米軍装甲車がハサカ県タッル・タムル町近郊に設置されているシリア軍の検問所前を悠然と通過する写真が拡散された。

撤退に際して、米軍の航空機が上空を旋回、また、米軍装甲車5輌からなる偵察部隊が、ハサカ県北東部のカフターニーヤ市一帯でパトロール活動を行った。

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一方、有志連合のマイルズ・コギンズ(Myles Caggins)報道官(米軍大佐)は、M2 ブラッドレー歩兵戦闘車からなる最初の部隊がダイル・ザウル県に派遣されたと発表した。

AFP, October 31, 2019、ANHA, October 31, 2019、AP, October 31, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 31, 2019、Reuters, October 31, 2019、SANA, October 31, 2019、SOHR, October 31, 2019、UPI, October 31, 2019などをもとに作成。

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