ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月9日付)を公開し、1月8日に難民1,176人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは204人(うち女性62人、子供104人)、ヨルダンから帰国したのは972人(うち女性181人、子供308人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は519,367人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者165,788人(うち女性50,129人、子ども84,847人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者353,579人(うち女性106,117人、子ども180,317人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,682,935人(うち女性2,004,881人、子供3,408,297人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 748,647人(うち女性224,904人、子供382,086人)となった。
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一方、国内避難民163人が新たに帰宅した。
うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは163人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は37,867人(うち女性11,578人、子供17,264人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,306,463人(うち女性394,137人、子供661,012人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, January 9, 2020をもとに作成。
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