スワイダー市で物価高騰や生活苦に抗議するデモ発生、シリア国営メディアもこれを伝える(2020年1月15日)

スワイダー県では、SANA(1月15日付)によると、スワイダー市の中心に位置するサイイド・ライース(大統領閣下)広場(通称サイル広場)で、住民複数が生活状況の改善を訴えて抗議デモを行った。

デモ参加者は「我々は生きたい、我々は生きたい」と連呼し、生活難への不満を露わにしたという。

SANAなどシリア国営メディアや政府系メディアがこうしたデモについて報じるのは異例。

シリア人権監視団によると、デモに参加したのは数十人。

県庁舎前で、シリア・ポンドの下落によって生活状況が悪化したことに抗議の意思を示した。

また、シャフバー町でも住民が物価高騰と生活苦に抗議するために街道を封鎖したという。

AFP, January 15, 2020、ANHA, January 15, 2020、AP, January 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2020、Reuters, January 15, 2020、SANA, January 15, 2020、SOHR, January 15, 2020、UPI, January 15, 2020などをもとに作成。

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