トルコ占領下のスルーク町(アレッポ県)での爆発でトルコ軍兵士3人と国民軍所属組織の幹部1人を含む7人が死亡、トルコ占領地域が厳戒態勢に(2020年1月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のスルーク町で車に仕掛けられいた爆弾が爆発し、トルコ軍兵士3人と国民軍に所属する東部自由人連合の幹部司令官1人を含む7人が死亡した。

これを受け、東部自由人連合は、トルコ占領下のバーブ市、ジャラーブルス市、ラーイー村、アフリーン市で東部自由人連合が厳戒態勢を敷くとともに、国民軍に所属する第20師団の拠点複数カ所を強襲した。

一方、ジャラーブルス市近郊のカンダラート村では国民軍に所属するシャーム戦線の司令官1人を含む2人が何者かの襲撃を受けて死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(1月16日付)によると、殺害されたのはマスアブ・ハッスーン司令官(シャイフ)。

AFP, January 16, 2020、ANHA, January 16, 2020、AP, January 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2020、Reuters, January 16, 2020、SANA, January 16, 2020、SOHR, January 16, 2020、UPI, January 16, 2020などをもとに作成。

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