バチェレ国連人権高等弁務官はロシア・トルコの合意に基づくイドリブ県での停戦が失敗に終わったとの見方を示す(2020年1月17日)

ミチェル・バチェレ国連人権高等弁務官は、ロシアとトルコの合意に従い12日に発効していたイドリブ県での停戦が失敗に終わったとの見方を示す一方、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握する同地での即時停戦を呼びかけた。

バチェレ氏は「空と地上の両方からの攻撃で市民が連日死亡していることは非常に痛ましい。この合意(ロシアとトルコによる停戦合意)はこれまでに交わされた合意と同様、民間人を守ることに再び失敗した」と述べた。

AFP, January 17, 2020、ANHA, January 17, 2020、AP, January 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 17, 2020、Reuters, January 17, 2020、SANA, January 17, 2020、SOHR, January 17, 2020、UPI, January 17, 2020などをもとに作成。

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