レバノンのヒッティー外務大臣はツイッターでシリアのムアッリム外務在外居住者大臣が死亡したと綴るが、その後アカウントがハッキングされたとしてこれを否定(2020年1月23日)

レバノンのナースィーフ・ヒッティー外務大臣はツイッターのアカウント(https://twitter.com/NassifHitti/)を通じて、シリアのワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣が死亡し、シリア政府が近く公式声明を出すと綴った。

https://twitter.com/NassifHitti/status/1220338563516194817

だが、その後、ヒッティー外務大臣は「私のアカウントがハッキングされた。ワリード・ムアッリム氏が死去したとの発言と私は無関係だ」と綴った。

https://twitter.com/NassifHitti/status/1220353074021138432

また、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣もRT(1月22日付)に対して、ムアッリム外務在外居住者大臣の健康状態は良好で、いつも通り日々の執務にあたっていると述べ、死亡したとの情報を否定した。

なお、ヒッティー外務大臣のツイッターのアカウントは現在閲覧できない。

AFP, January 23, 2020、ANHA, January 23, 2020、AP, January 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2020、Reuters, January 23, 2020、RT, January 23, 2020、SANA, January 23, 2020、SOHR, January 23, 2020、UPI, January 23, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.