アレッポ県では、SANA(1月29日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘の末、アレッポ市西のラーシディーン第5地区、マアッラータ村、燃料倉庫、武器集積基地(ジャンドゥール地区近郊)、ハーン・トゥーマーン倉庫を制圧した。
また、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハーン・トゥーマーン村、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、ハーン・トゥーマーン倉庫、アレッポ市ラーシディーン第5地区、記者協会地区、マアッラータ村を制圧した。
シリア軍ヘリコプターはアレッポ市南部郊外一帯を「樽爆弾」で爆撃したという。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルラーター村、ブサクラー村、ハーッス村、カフルナブル市、アリーハー市、カフルアミーム村、マアッルズィーター村を爆撃し、カフルラーター村では子ども1人を含む住民10人が、アリーハー市では住民2人が死亡した。
ドゥラル・シャーミーヤ(1月29日付)によると、カフルラーター村で死亡したのは国内避難民(IDPs)だという。
シリア軍戦闘機もサラーキブ市を爆撃し、住民1人が死亡した。
さらに、シリア軍ヘリコプターがカフルアミーム村を「樽爆弾」で爆撃した。
一方、シリア軍地上部隊はサラーキブ市に向けて進軍を続け、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室と交戦、マアッルディブサ村、ハーン・スブル村、カーヒリーヤ村、ジャッラーダ村、ルハイワ村を新たに制圧した。
これにより、シリア軍はサラーキブ市から7キロ地点に到達した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がサルマーニーヤ村を爆撃した。
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シリア人権監視団によると、1月24日以降の戦闘での死者数は、シリア軍側が163人、反体制武装集団側が179人。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を47件(イドリブ県17件、ラタキア県19件、アレッポ県0件、ハマー県11件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を26件(イドリブ県0件、ラタキア県4件、アレッポ県19件、ハマー県3件)確認した。
AFP, January 29, 2020、ANHA, January 29, 2020、AP, January 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 29, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 29, 2020、Reuters, January 29, 2020、SANA, January 29, 2020、SOHR, January 29, 2020、UPI, January 29, 2020などをもとに作成。
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