ロシアのRIA-FAN通信(Federal News Agensy、4月16日付)は、シリア政府支配地域の1,000人を対象とした世論調査結果を明らかにした。
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それによると、2021年の大統領選挙でアサド大統領の再選を望むかとの問いに対して、31.4%が「はい」、41.3%が「いいえ」と答えた。
アサド大統領に投票するかとの問いには、32.1%が「はい」、53.5%が「いいえ」と答えた。
また、アサド大統領の再出馬については、23.5%が賛成、36.8%が反対、39.7%が無回答だった。
一方、シリア国内でもっとも深刻な問題は何かとの問い(複数回答)に対して、71.1%が「汚職」、60.6%が「低賃金と物価高」、43.4%が「電力不足」と答えた。
このほか、36.7%が「正統な政府が存在しない」、16.1%が「食糧不足」、15.7%が「政治的安定の欠如」、12.6%が「テロの脅威」と答えた。
アサド政権に対する大規模な抗議デモが今後起こると思うかとの質問に対しては、9.3%が「非常に起こり得る」、27.8%が「起こり得る」、10.4%が「起こり得ない」、28.9%が「不可能」、23.6%が無回答だった。
AFP, April 23, 2020、ANHA, April 23, 2020、AP, April 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2020、Reuters, April 23, 2020、RIA-FAN, April 20, 2020、SANA, April 23, 2020、SOHR, April 23, 2020、UPI, April 23, 2020などをもとに作成。
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