ニザール・ヤーズジー保健大臣は声明を出し、タルトゥース港で実施されている新型コロナウイルス感染症に対するPCR検査で、ロシア人職員1人から陽性反応が出て、感染の疑いが確認されたと発表した。
ヤーズジー保健大臣によると、検査の精度は70%で、依然として感染は特定されておらず、現在再検査が実施されている。
ヤーズジー保健大臣はまた、この職員と濃厚接触した職員に港湾施設からの外出を禁止し、検査を実施、いずれの結果も陰性だったため、帰宅が許されたと付言した。
SANA(5月23日付)が伝えた。
AFP, May 23, 2020、ANHA, May 23, 2020、AP, May 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2020、Reuters, May 23, 2020、SANA, May 23, 2020、SOHR, May 23, 2020、UPI, May 23, 2020などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.