アレッポ県サジュー村での反体制派の戦闘は収束するも、ハサカ県、イドリブ県で新たな衝突発生(2020年5月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、23日にサジュー村で発生した地元出身のシャーム戦線戦闘員と、タッル・リフアト市出身の武装集団との戦闘は、双方が戦闘停止とタッル・リフアト市出身者の撤退を合意し、収束した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ラアス・アイン市で、国民軍に所属する北の鷹旅団と第20師団が交戦した。

戦闘の原因は不明。

**

イドリブ県では、SANA(5月24日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、シャーム解放機構に所属する「実行部隊」なるグループと、M4高速道路沿線に位置するアリーハー市で活動する「テロリスト」が交戦し、双方に複数の死傷者が出た。

AFP, May 24, 2020、ANHA, May 24, 2020、AP, May 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2020、Reuters, May 24, 2020、SANA, May 24, 2020、SOHR, May 24, 2020、UPI, May 24, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.