ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マハッジャ町にある軍事情報局の検問所で住民1人が暴行を受けたことを受けて、元反体制武装集団の戦闘員から構成されるシリア軍第5軍団とシリア軍部隊が交戦、第5軍団の兵士2人が死亡した。
事態に対処するため、第5軍団所属の第8師団がブスラー・シャーム市からマハッジャ町に駆けつける一方、シリア軍も同地に増援部隊を派遣し、戦闘が激化、シリア軍兵士5人が死亡した。
第5軍団はまた、サイダー町とキヒール村の検問所に展開していたシリア軍兵士を排除、ジーザ町、サフワ村、カラク(東カラク)村、ウンム・ワラド村、ブスラー・シャーム市、ナスィーブ村、ウンム・マヤーズィン町、タイバ町で厳戒態勢を敷いた。
このほか、ダルアー県では、ナーフタ町でシリア軍第5軍団の兵士が何者かに撃たれて死亡した。
また、アイン・ズィクル村にある軍事情報局の検問所が何者かの襲撃を受け、1人が死亡した。
AFP, June 27, 2020、ANHA, June 27, 2020、AP, June 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 27, 2020、Reuters, June 27, 2020、SANA, June 27, 2020、SOHR, June 27, 2020、UPI, June 27, 2020などをもとに作成。
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