トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)約3,200人が契約期間の終了を受けて、シリア北部に帰還(2020年6月29日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアに派遣していたシリア人傭兵(国民軍戦闘員)約3,200人が契約期間の終了を受けて、シリア北部のトルコ占領地に帰還したと発表した。

シリア人傭兵は、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍と戦うため、トルコによってリビアに派遣されていた。

同監視団によると、リビアに派遣されたシリア人傭兵は15,100人に上る。

そのなかには14~18歳の少年300人もおり、彼らのほとんどはスルターン・ムラード師団に所属しているという。

また、リビアに派遣された傭兵のうち約400人は欧州への渡航が目当てて、既に違法なルートを通じて欧州に密入国したという。

なお、リビアでの戦闘で死亡が確認されているシリア人傭兵は432人、うち30人が18歳以下の少年である。

AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: 諸外国の動き パーマリンク